夢占いで歩く夢は、人生が新たな局面に向かう事を暗示する夢です。
また、新たな経験得られることを暗示している場合もあります。
ただ、どんな場所を歩いていたのか、または誰と一緒に歩いていたのか、さらに時間帯や周囲の環境によっても色々な解釈ができます。
状況別にそれぞれの解釈を書いてありますから、歩く夢の状況を思い出しながら、読み進めてください。
パッと読むための見出し
異性と歩く夢占い
夢占いで異性と歩く夢の意味は、「新たな局面」を暗示しています。
異性と歩く、というのがこの夢を紐解くポイント。
異性というとかなり漠然とした夢で、見知らぬ異性と一緒に歩く夢だったり、顔見知りでも普段は意識をしていない人物なのでしょう。
- 新たな異性との出会い
- 新たな価値観
これらが自分へと影響を与え、これまでとは違ったあなたの新たな一面に出会うでししょう。夢の中で楽しそうに異性と歩いていたなら吉夢という解釈になります。
異性と手をつなぎながら歩く夢なら、ソウルメイトと言われる運命の人との出会いの可能性を暗示する場合があります。
どちらの手をつないでいる夢なのか、にもよりますので、夢占い手をつなぐ夢を合わせて読んでみてください。
逆に一緒に歩いていた異性や周囲の環境に対してネガティブに感じた夢だったのなら、あなたが目を背けていた自分の悪いところに気付かされるでしょう。
ただ、それは悪いことではなく、自分の短所と向き合うことで新たな自分へと変わるキッカケになる事を示唆する夢で、巡り巡って恋愛運のアップを暗示しています。
ネガティブに感じた夢の方が恋愛運の上昇に時間がかかるイメージですね。
好きな人と歩く夢
好きな人や恋人と一緒に歩く夢は、「あなたの願望」をあらわしている夢です。
好きな人と手を繋ぎ、とても楽しそうに歩いている夢は、強い願望をあらわしています。
予知ではなく好きな人を知りたい、好きな人との距離感を縮めたいという願いです。
歩いている時、赤い服や靴などを身に着けていたら、かなり感情が高ぶっている事を示唆しています。
好きな相手も同様に赤い何かを身に着けていた場合、願いが叶う可能性を秘めています。
恋人(彼氏・彼女)と歩く夢は、逆夢の可能性があるので注意。
恋人と歩く夢で、「イチャイチャしながら歩く」「手をしっかりとにぎりながら歩く」というラブラブの状態ならば相手が遠のいていく、遠のいている可能性があります。
願望が夢としてあらわれていますから、現状がそうではないから夢の中で親し気にしているんですね。
歩いている道が殺風景で一本道など非日常的な光景であれば、二人の距離が離れている事を示唆しています。
友達と歩いている夢
友達と歩いている夢で目的地に向かっているような感覚がある夢は吉夢です。
夢の中にあらわれた友達が実際の友達ではなく、夢の中では友達のように感じた、このような場合でも吉夢です。
周囲の協力が得られる暗示で、それは素直にあなたがアドバイス受け入れる事ができる状態であることを意味しています。
誰かと一緒に歩いている夢は、相手が自分から離れていくのではないかという不安や恐怖を心の奥底で感じているケースもあります。
心のなかに何か不安の元となっていることがあるのなら、今の良好な関係を崩さないために自分にできることを考えてみてください。
暗い道や夜に歩く夢
暗い道や夜に歩く夢は、「知られたくない、悟られたくない」このような、あなたの感情をあらわしている夢です。
もしかして、夢の中で街灯を避けるように歩いていませんでしたか?恐怖や不安を感じながらも明るい場所を避けるような感覚があったのではないかと思います。
現実では暗い夜道を歩く時、街灯があった方が安心できますよね。でも、夢の中では、それを避けている。
これはあなたの嫌な部分に注目、スポットライトが当たることで、表面化するのを嫌っている夢なんです。
よく人は、「私、自分のこんな所がイヤなの~」軽いノリで言う場合があります。もちろん、本心の可能性もありますが。
でも、本当にそうでしょうか?本当に深い悩みの時、自ら浮彫にすることはためらうハズです。
単純に毎日に疲れていて喧騒を離れ、ひとりになりたい、という欲求をあらわしている場合もありますから、自分の精神状態を踏まえた上で、休息をとるようにしてください。
知らない場所を歩く夢
知らない場所を歩く夢で楽しそうに歩いていたなら、新たな経験を得られる暗示です。
知らない場所を楽しめる状態は心が開けている状態ですし、そのような状態であれば、新たな経験や知識を得られるでしょう。
また、このような状態が手伝い、今後の人生において選択肢も増え、未来が明るく開ける可能性を秘めた夢です。
知らない場所を歩いていることが不安だったり、ネガティブな印象を受けたなら、将来への漠然とした不安や、目標がないことを示唆しています。
知らない場所を歩く夢で寂しい印象を受けた場合、周囲に溶け込めていない、という自覚があり、孤独を感じ、不安になっている状態を示唆しています。
知らない場所で両親、どちらか片方の親と歩いている場合、親離れできていないサイン。あなたが自覚している場合があり、今後の事をしっかり考えて、という警告的な夢。
後ろ向きに歩いている夢
後ろ向きに歩く夢は、「嫉妬心が芽生えている」暗示です。
あなたは現在、仕事や勉強、恋愛や人間関係など日常生活において何事にも後ろ向きな考え方、捉え方しかできない状態だと夢占いでは解釈できます。
次第に自然と以下のような感情が芽生えてきます。
苦しみ→戸惑い→悪口→妬み→嫉妬→批判
「○○君が羨ましい」「○○ちゃんはズルい」と他人と自分を比べるのは仕方がなく、あまりにも劣っている部分があれば劣等感を感じるはずです。
しかし、考えて欲しいこと。
空を飛んでいる鳥を眺めていて、「気持ち良さそうで悔しい」「なぜ自分は飛べないんだ」「自分はあの鳥よりも醜い」と劣等感を感じる人間はいません。
これは人間である自分と動物の鳥を完全に区別しているのが大きな理由で、全く異なる存在だからです。
その点、同じ人間ならば比べる対象となりますし、自分の優れている点が思い当たらなければ妬んだり僻んだりしてしまいます。
他人を羨ましがっても前には進めませんし、ネガティブ思考が続けばポジティブな気持ちを持てなくなるかもしれません。
後ろ向きに歩く夢を見た方は今一度自分自身を見つめ直してみてください。
歩く夢で足が重い・歩く速度が遅いと感じる夢
歩く夢を見て足が重いような感覚、または歩く速度が遅いと感じる夢は、目標に向けてスムーズに進んでいないことをあらわしています。
自分で立てた目標やノルマに対して成果が追い付いてこず、ストレスが溜まっている状況を示唆しています。
- 同期と比べて自分の方が成長が遅い
- 目標に対して近づいている感じがしない
険しい丘に登るためには、最初にゆっくり歩くことが必要である。
シェイクスピアの言葉。
この言葉の意味は、「何事も焦ってやると失敗しがちだから、急ぐときほど落ち着いて行動せよ」という戒め。
成果がでず、焦りがある人は、「急いては事を仕損じる」というように解釈してみたらいかがでしょうか?
自分では目標に対して進んでいない感覚、または自分の成長が遅いと感じていても、目標にむけて着実に向かっていること、さらに大切なのは目標を見失わないことだと警告する夢です。
歩く夢で足が重いと感じる夢と意味合い的に似ている夢は、自分一人で歩く夢。周りの人間に追い抜かれるような夢ならば、自分だけ取り残されるのではないかと不安を抱えている暗示です。
誰かと競うように歩く
誰かと競うように歩く夢は、「あなたのペースを乱される、マイペースではない」状態を暗示しています。
誰かと競うように歩いていたら、徐々にスピードが速くなる、現実でもありそうですが興奮状態、精神的高ぶりを暗示していて、衝突が起きる場合も。
衝突とは、意見のぶつかり合いを示唆していて、ライバル意識から、相手を負かしてやろう、言い負かしてやろう、このように繋がることを示唆している夢です。
視野が狭くなり、周りが見えていない状態を指しているので、一度冷静になって客観的に自分を見つめ直す時間を意識してみましょう。
山を歩く夢
山道は人生に例えられることが多く、目標やゴールに向かって突き進んでいる状態を暗示。
山の中腹から山の頂上が見渡せているような夢の場合、あなたの目標にゴールできる可能性が高い。
反対に岩肌がゴツゴツしている険しい山道を歩いている場合、ゴールは遠い。しかし山に登る夢自体、吉夢の要素が強く、時間はかかるが願いが叶う事を示唆している夢。
賑やかな街を歩く
未来の繁栄を暗示していて、運気が徐々に上がっている。
一方で喧騒を離れ、しばし一人になり、ゆっくりしたい、というストレス過多の状態を示唆している場合があるので、自分の状況に合わせて考えて欲しい夢。
歩く夢のまとめ@夢占い
歩く夢には色々な状況があり、意味合いもさまざまでした。
未来への予知というより、あなたの現在の精神状態を反映する夢が多く、ネガティブな夢を見た場合でも日常生活の中に不安を解消するヒントが隠されているハズです。